腰痛、膝痛、こむらがえりなど症状多数「50代の頃に腰の手術をしたところが、相変わらずにずっと痛かったけれど、骨盤調整をして症状が無くなった」

患者さま

Y.H様(女性/96歳)東大阪市瓢箪山在住

職業:専業主婦

症状:腰痛、膝痛、こむら返り、腕・親指・胸部などの痛み、不定愁訴多数

ご来院時の症状

ご来院時には腰痛が辛くて前屈みで歩いて来られました。

50代の頃に腰椎ヘルニアの手術を受けられたのですが、数十年前の事でもあり、腰の骨を削られたそうで手術後半年くらいで痛みが再発し当院に来院された時には、腰椎が潰れて腰全体が左に傾いていました。

またその状態で数十年過ごされてきたようで、腰痛だけではなく両膝が変形して、ふくらはぎの緊張も著明であり毎朝就寝中にこむら返りを繰り返してしまうとのこと。

腰椎が左に大きく傾いてしまっている為に、上半身も傾いており背部や胸部・首も両腕の筋肉も過緊張状態で、さまざまな症状が発症していました。

右の写真は腰椎と骨盤を横から見たレントゲン写真と
正面から見た写真、そして胸椎から腰椎までの背骨を正面から撮影した画像です。

下から3つめの腰椎と2つめの腰椎の間にワイヤーが付けられていますので、この部分が手術した部分であることが分かります。
そして下から2つめの腰椎の椎体の左側が潰れて腰が左に傾いています。
3枚目の写真を見ると、腰椎が左方向に傾いている為にバランスをとるため上半身は右方向へ傾いているのが分かります。

これらのレントゲン写真は、患者さまの問診でお話を伺った際に念のために腰部の状態を詳しく確認する必要があると
判断し、後日当院と提携されている近所の病院にて撮影して頂いたものです。

この写真によって、この方の骨の状況が把握できましたので、術者側も患者さまもお互い安心納得して施術を施すことが可能となりました。

 

 

 

主な症状をまとめると次の通りとなります。

・50代の頃に手術した腰部に痛みが酷い

・両ひざのお皿の周りや関節の内側が、動き始めや長時間歩行で痛む

・モノを手で掴もうとしたり、足で踏ん張ったりするような力を入れた際に両手の親指や両足の親指が痛む

・毎日朝方、就寝中に急激にこむら返りが起こり、一度起こるとなかなか治らない

などなど

検査

腰椎4番の左椎体が潰れて腰椎には左凸の側弯がみられました。
しかしながら、骨盤のズレが無くなって関節の柔軟性と可動性が改善すれば、このように顕著な側弯が存在しても症状は取れて来ます。

その他にみられた所見は、
・両方の骨盤が後屈傾向にありますが、特に右骨盤の後屈変位が更に著明で、それに伴い仙骨の傾きも顕著に認められました。

・腰椎の左凸側弯の代償として、胸椎に右凸側弯があり、更に頚椎に再び左凸のズレがあります。

・腰痛をかばうために、体全体が前屈みな状態(屈曲変位)でした

・高齢であるにもかかわらず、筋力も比較的おありになり体力もあるために、改善の見込みは充分にあると確信しました

・腕や足の指や胸部の痛み、または膝の痛みなどは骨のズレが著明である為に神経の流れが滞って体全体の緊張が強くなっていました。その為にあまり動き過ぎても痛くなるのはもちろん、反対に安静にしていても体を使わないでいることによって、血行が滞り更に緊張は強くなっているようでした。
・また、治りたい元気になりたい、まだまだ長生きしたいという意欲にあふれておられていることが、なによりも素晴らしかったです

経過

1日目:ご高齢の方の場合は、調整はひと通り行いますが刺激自体は緩やかに進めていきます。

骨盤の調整を施して後に、背中→首へとズレを調整していきます、。

骨の並びを整えると、骨の間から出てくる神経の流れの滞りが無くなっていき、血行が改善し筋肉の緊張が緩和されます。

これだけでも症状は寛解されますが、身体の機能が高まっているこのタイミングで筋肉の緊張をさらに緩和操作で緩めていき、出来るだけ徐々に軽い運動やストレッチなどを施していきます。
そうすることで効率的に身体の状態が改善していきます。

また当院では患者さまに説明しご納得いただいた方には、ここから更にもうワンステップアップ出来るように、気功三鍼法という施術法で血行の改善と脳の機能を高めていきます。
古代中国から伝わる東洋医学では「気が滞ると、血が滞る」と言われますので、脳をはじめとする全身へ気を流すことで症状が改善されていきます。

施術後は少し体が軽くなった程度でしたが、ご年配の方のケースでは初回はこれくらいにしておきます。

2回目:前回調整後からコムラ返りはおさまっているとのことでした。

今回も少しずつ調整を進めていきます。
まずは骨盤の調整で背骨の土台部分のバランスをとっていった後に、続いて背中、首へと調整していきます。

腰部や骨盤の調整をすると、足の方へ走る神経の流れが良くなるために血行が良くなり筋肉の緊張が緩和されると、膝を支えている大腿四頭筋、大腿二頭筋などの機能が高まって膝の関節がしっかりしてきます。
そして、関節の動きがスムーズになることで関節痛がおさまってきます。
これはたとえ、半月板と呼ばれる軟骨がすり減っていても関係なく、症状が改善されていきます。

今回も全身の緊張を緩和操作で寛解させて、気功三鍼法で気を流していきます。

前回施術終了時よりも、また少し状態が改善してきています。

3回目:その後もコムラ返りは発症していないとのことでしたし、腰痛も症状は改善してきているとのことでした。

また、骨盤の調整をして全身の調整へと進めていき、それから緩和操作で更に緊張を改善していきます。
そして全身の骨のズレを整えておいてから、気を流していきますと非常に効果が高いのです。

初回は寝返りや寝起きする際に非常に痛みが辛そうでしたが、大幅に症状が改善されて動きもスムーズになってきました。

4回目:その後も症状は徐々に改善されてきており、経過は順調に推移しているようでした。

骨盤調整後に全身の調整→全身の緊張を緩和操作で緩め→気功三鍼法で気を流していきます。

骨盤〜首への調整を終えたところで、今回は非常に腰痛が改善されておりました。
体幹部の状態が回復してくれば、上肢や下肢の神経の流れや血行が良くなっていますので、上肢であれば肩関節・肘関節・手関節・手指の関節を、下肢であれば股関節・膝関節・足関節などを各々調整していきます。

両膝関節や両手の親指の痛みも徐々に改善しつつあります。

10回目:その後も、引き続いて調整を進めています。

調整は、骨盤→背中→首→上肢下肢へと行い、
全身の緩和操作、
気功三鍼法で全身に気を流します。

出来る範囲で軽めの運動を行いますストレッチも行います。徐々に負荷や可動範囲を広げて行くことが出来るようになってきます。

腰痛や膝の痛みは、いま少し残存していますが大幅に改善してきていますので、引き続き定期的な施術を行います。
もう少し状態が安定してくれば、施術頻度を空けていき最終的には月に数回のメンテナンスに移行していくことで、体調を維持でき介護状態にならずに生きがいを持って過ごしていただきたいと思います。
(通常であれば月に1〜2度のメンテナンスで良いところですが、ご高齢であり日常の運動量が少なく腰椎の変形もある為に、月に3〜5回のメンテナンスがベストだと思います)

院長コメント

上記のような腰椎の大きな変形がみとめられる場合、それによって一度傾いてしまった身体は元のようには戻りませんが、ここで大事なことは・・・
【身体の姿勢は戻らなくても、症状は解消することが出来るということです。】

今までさんざん症状が発症する根本原因は姿勢の歪みだと言ってきたのに、今度は姿勢が傾いていても症状が取れるというのは矛盾しているじゃないか!
とおっしゃる方もおられるかもしれませんね。

そうです!

たしかに姿勢が傾いていると完全に根本的な症状の解決には至りません。

しかし、完全では無いのですが関節に柔軟性が確保できて、しかも局所的には身体が傾いていても全身的に見てトータルのバランスが釣り合っていると症状は必ず解消されていきますし、再発のリスクは残っても再発した際の症状の強度は非常に軽度なモノになり日常生活での支障はなくなります!!!

したがって、この方の場合も身体の柔軟性をつけていき姿勢のバランスをとることで症状の解消が見込るのです。
そうしないと、かなり年配の方なので筋力もそれなりに低下していますし、今後も運動で筋力アップ出来る見込みはあまりないでしょうから、これらの痛みが出続けたままだと更に動かなくなって下手をすれば寝たきりになってしまうリスクも発生してくるでしょう。

【骨のズレを調整すれば、身体の変形などによる姿勢の歪みがあったとしても、関節に柔軟性が戻りトータルのバランスが取れてくる為に、症状や身体の状態は大幅に改善されます!!!】
しかも、この患者さまのようにたとえ高齢な方であっても自分で歩かれているうちは、必ず改善されてきます。

また余談になりますが、多少骨粗鬆症のすすんでいる方でも、当院で骨格骨盤調整される場合は全く問題ありません!
当院の骨格骨盤調整法では、骨のズレている部分だけをごくピンポイントで調整しますので、体に負担が少なく下は小学4年生くらいから上は100歳を超えてても施術出来ます。

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