腰椎椎間板ヘルニア「手術したが、3か月後に再発。再手術を勧められる」

患者さま

T.Y様(46歳/男性)東大阪市石切在住

職業:通信工事業(デスクワークと現場指揮)

症状:腰部椎間板ヘルニア

 

 

ご来院時の症状

職業柄、腰に負担が大きい作業が続いていたことは確かだったでしょう。

 

ときどき腰に違和感を覚えることは、かなり以前からあったようでしたが、この度の症状が発生するまでは、日常生活や仕事に大きく差し支えるようなことは無かったとのことでした。

 

ところが、昨年の下半期あたりから徐々に腰部に痛みが発症し、続いて左側のおしりから足先にまで痺れを伴う痛みが発症するようになってきました。

 

当初は実家の奈良にある総合病院を受診し、MRI検査による画像診断で腰椎第5番の椎間板ヘルニアと診断され、まもなく内視鏡手術を昨年末に受けたとのことでした。

ところが今年の3月頃から症状が再発したために、再度MRI検査を受けてヘルニアが再発しているので再手術の可能性を示唆していると告げられたそうです。

 

主な症状をまとめると次の通りです

・腰部~左のおしり~ふとももの外側~ふくらはぎの外側~足先小指側に痺れを伴う痛みが著明。

・最近、肩こりが辛い。疲れがとれない。

・しばらく歩くと症状が酷くなる。長時間座っていても、症状が増してくるので、横になっている時だけが幾分楽な体勢となっている。

・朝、起床時に痛みが強くなっていて起き上がりにくいが、少しずつ身体を動かしていくと徐々に痛みは楽になってくる。

但し一旦症状が軽くなったとしても、足腰に負担のかかることがあると再び症状は増大してくる。

 

術後間もない再手術の話に不安を覚え、当院のホームページをご覧になって来院されました。

 

検査結果

問診表に記入していただき、現在の痛みの状態や、特に日常生活を送る上で、
どのようなときにお困りなのかなど、詳しく話を伺いました。

 

さらに施術の前に身体の歪み、関節の状態などを検査したところ、
次の状態であることが分かりました。

 

・右の骨盤の関節が非常に硬くなっており、そのために左側にもに大きな古い骨のズレがあるために、脚の筋肉や血管を支配する神経の流れが滞っており左脚全体の疲労が溜まっている(回復力の低下)。

背骨の土台である骨盤が大きく傾いているために腰椎5番の椎間板右側に負担が集中しており、このために椎間板の中にあるゼリー状の髄核が左方向に押し出されるような力がかかっています。

・その結果、左側に出来てしまった椎間板の亀裂からゼリー状の髄核が次々と押し出されてヘルニアの状態が止まらなくなっていて、症状の再発に至っているのでした。

・土台の骨盤が傾いているために、その上に乗っている背骨も全体に傾きます。

そうすると身体はそのままでは倒れていってしまうので、反対側に身体をよじってバランスを取ろうとします。

そして今度は、上半身にも骨のズレ・関節の硬さ(可動域減少)が生じてしまいます。

このズレが肩こりの症状の原因になっていました。

・朝、起床時に発症する痛みなどの原因は首の問題が大きく影響しています。

つまり、この症状も首のズレとその周囲の緊張が問題であり、遠因には骨盤のズレがあります。

 

これらのことから、ヘルニアになってしまっていた原因は骨盤のズレによる傾きでありこれが改善されない限り腰椎にかかるストレスは無くなりません。

よって、骨盤を集中的に調整することにより腰椎への偏ったストレスを取り除いてあげることが施術の重要なポイントになります。

そうすることで次々と椎間板にかかってくるストレスは軽減されていき、押し出されてくる髄核もその圧力を失い、ついにはヘルニアとなって神経などを圧迫しなくなって、痛みやシビレも消失していきます。

 

施術プラン

実際に行った施術内容は、

・骨盤調整

・背中、首の調整

・全身の緊張を取り除くために、緩和操作を施す

・ヘルニア体操、ストレッチの説明指導

・日常生活における姿勢の注意説明

・気功三鍼法

 

骨盤調整をした後に背中と首を調整して全身のバランスを整えます

 

骨の並びが良くなると、骨の間から出る神経の流れが改善し、それに伴い血行も良くなり筋肉の疲労が取れやすくなります。

 

そうしておいて、身体の緊張を取り除くために緩和操作を施します。

 

また自宅でもストレッチや体操をしていただけるように指導説明を致します。

 

これだけでも、症状は改善してきますがより早く改善させるために、「てい鍼(しん)」という先端が丸くなった棒状の刺さない鍼を使って氣を流すことにより、回復力を増進させます。

 

経過

1回目:

骨盤の調整をした後に、前かがみになってしまっていた腰が伸びやすくなりました。

左股関節や右肩の可動性は極端に減少しているが、施術後は少し改善してきた。

2回目:

引き続き骨盤の調整を集中的に施し、背中、首へと調整を進めていく。

全身的に緊張を取り去るために、緩和操作を行う。

3回目:

骨盤の傾きが整いつつあるので、ヘルニア体操やストレッチを指導説明する。

姿勢は徐々にバランスを取り戻しつつあり、症状もそれに伴い少しずつ改善しつつある。

4回目:

さらに調整を進めながら、緩和操作を施す。

徐々に症状は改善しつつあるものの、仕事で腰に負担がかかるために、今だ症状は安定するには至っていない。

その為に、気功三鍼法で全身に氣を流すことにより、症状の早期の回復を図る。

5回目:

全身の調整と緩和操作を施し、右肩と左股関節の可動域は大幅に改善する。

前回、施術後から腰の痛みと脚のとシビレは大幅に改善し、歩行痛は消失する。

長時間、腰を屈めていると今だに痛みは再発する。

首のズレが改善してきたために、起床時にいつも感じていた痛みは発症していない。

 

院長コメント

病院ではヘルニアの再手術を勧められていましたが、症状が改善してきたために再度MRI検査を受けたところ、ヘルニアの進行が止まっているとのことで再手術はしなくても良いと言ってもらえたそうです(*^_^*)

とても喜んでおられ、こういう瞬間はこの仕事に就いて本当に良かったと思えます。

このように実際にヘルニアがあっても緊急手術を要する場合以外は、骨盤から全身への骨のズレを取ることで、ヘルニアによる症状の改善と進行を止めることが実は多くの場合可能であったりします。

また、MRI検査などでヘルニアなどが写っていたとしても、これが神経を圧迫し症状の原因であることは案外少ないという事が、最近では広く知られるところとなってきております。

もっとも大事なことは、なぜヘルニアが起こってしまうのかという根本の原因を取り除くこと…骨盤の傾きを取ること、そして腰椎の傾きを取ること、そうすることで椎間板にかかる偏った負担を減らしてあげること…これが出来ていないと再発のリスクは減少しないという事です。

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