肩コリ、腰痛、膝痛、かかとの痛みなど症状多数「交通事故をしてから、あちこち痛くなっていた。保険会社からは症状固定とされたが、どうしても改善したかった」

患者さま

M.K様(女/51歳)東大阪市石切在住

職業:販売業パート

症状:頑固な肩こり、両手の親指付け根の痛み、腰痛、左膝痛、左かかと痛

ご来院時の症状

初回ご来院時には、まず問診票を記載して頂きます。
その際に、身体の絵の中に症状が辛い部分を丸で囲む欄があるのですが、囲んだ線が多すぎてよく分からないまでになっていました。

お話をよく伺っていくと、半年ほど以前に交通事故で全身を打ち、病院と整骨院とで治療施術を受けられたそうなのですが、半年経っても症状は残っていましたが保険会社から治療の終了を告げられたそうです。
ある程度治療しても症状が残ってしまった場合は、「症状固定」といってこれはもう治りませんから、治療は終了します代わりに幾分かのお見舞金のようなものを貰うということになります。

この方もそういったケースで、首の周囲の組織や筋肉はムチウチのような過緊張状態である為に、時々気分が悪くなる、緊張性頭痛・偏頭痛がする、首・肩・背中のコリがひどい、虫歯ではないのに歯が痛くなる等の症状がいまだに残っておりました。

また両肘の内外上顆および手の第1〜第2骨間部に長時間機能時痛がありました。(販売業なので包装や梱包の作業を続けてしていることが多いらしく、そういったときには痛みが強くなるとのこと)

もともと腰痛はあったそうですが、事故後症状の程度はあきらかに強くなってしまっているとのことでした。

左膝の内側・前面にも運動痛・歩行痛があり、事故で転倒した際に傷めたとのことでした。

立ち仕事という事もあってか、下腿部(ふくらはぎ)全体にの緊張が強く、長時間立位・歩行時には左踵部(かかと)にも痛みが徐々に強くなるとのことでした。

.症状をまとめますと次の通りです。

・事故後から、首・背中・腰の痛み・コリを強く感じ、それに伴って緊張性頭痛・偏頭痛・歯が痛む・胃がムカムカする・気分が悪くなる

・両肘の内外上顆と両拇指〜示指間に機能時痛

・左膝関節内側(内側側副靱帯部、半腱様筋半膜様筋・薄筋・縫工筋の停止部周囲)に圧痛、屈伸痛、歩行痛など

・下腿部〜足底部への筋・腱・筋膜などの過緊張状態がみとめられ、易疲労傾向にあり、立位時歩行時痛がある

検査

右の骨盤の骨(腸骨)と仙骨という骨盤の中央にある骨との間(仙腸関節)で強いズレがありました。
このズレのために骨盤全体が右へ傾いており、重心も右へ偏っていました。
また、それに伴い背骨が右へ傾いているために左側の背筋やお尻から左脚全体に張力がかかっており筋肉が過緊張状態にありました。
もちろん右側の下肢全体にも重心が偏っているために、右下肢の筋肉も過緊張状態にあります。
このような構造的な問題と、もうひとつの問題として機能的な問題も生じています。

それは、例えば骨盤や腰椎などにズレが生じたために骨の間から出ている神経の流れが滞ってしまいます。
そうすると、神経は血管や筋肉、内臓などの働きを制御していますから、神経の伝達がうまく行かなくなると血行も滞り、筋肉の疲労は溜まってしまい、内臓の働きも低下して様々な不調を呈しやすくなります
(T ^ T)

上肢の症状は下半身と同様に、首や胸椎のズレによるものが腕や顔面部・頭部の症状の原因でした。

この方の場合、事故によるケガが当初症状を出していたのでしょうが、なかなか症状が改善しない原因には、これらの理由があったのでした。

経過

1回目:右の骨盤と仙骨を調整して背骨の土台部分を整えてバランスを取っておいてから、背骨全体に調整を上へと順次すすめていきます。

これによって、神経の流れが改善してくるために血行も改善して筋肉の過緊張状態も緩んでいきます。
この状態になったタイミングで、さらに筋肉の緩和操作で緩めていき関節の可動性を広げるように運動やストレッチを施していきます。

この段階で大幅に症状が改善してきますが、当院では更なる早期の改善を図るために、気功三鍼法で気を全身に流していきます。
三国志の時代に活躍された名医である華佗という方が、創られた方法で古代から中国では「気が滞ると、血が滞る」と云われており、気を流すことによって血行の改善を図ります。

施術後には首や腰、膝の症状は、大幅に改善されていました。
また、その他の症状はとりあえず消失しておりました。

2回目:前回施術から、日常生活の中で姿勢の注意点を説明させていただいた点を意識されて、セルフストレッチや軽い運動などもして頂いていたので、骨のズレはあまり戻っておらずにいましたので、ここまでは経過は順調に推移しています。

調整は、骨盤から始めていき背中〜首へとすすめていき、上肢・下肢の関節も調整し、次に全身的に筋肉を緩和操作とストレッチで緩めていきます。

そしてひと通りの調整が終了してから、次にまた全身的に気を流していきます。

施術後は自覚症状が半分くらいになっているとのことでした。
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5回目:普段は腰痛や首の痛みを感じることが無くなっておりましたが、まだ長時間立位や座位などでダルさが発症するようでした。
また、自律神経のバランスも安定してきているようで、胃の不調や偏頭痛は発症しておらず、血行が良くなり過緊張状態であった筋肉は寛解している為に歯の痛みや緊張性頭痛も解消していました。
膝の痛みは右に残っていますが、左膝の痛みは消失しています。

骨盤の傾きは徐々に改善しておりましたが、まだ残存していますので今回も骨盤から背中・首、そして上下肢の関節へと調整をしていき、その後に緩和操作で過緊張状態の改善を図ります。

最後に、気功を施して一応施術は終了します。

日常で行なっていただくセルフストレッチを説明します。
一度にたくさんのストレッチを説明されてしまうと覚えるのも行うのも大変ですから、キッチリ正しく行なっていただける為にも施術の度に少しづつ新しい方法を説明いたします。
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10回目:自宅での生活にはほぼ支障ないくらいに、症状は消失してきました。
極端に疲労が残ってしまうようなハードな用事や運動をした時には軽度の症状は再発しますが、その後にセルフストレッチなどのクールダウンをして、ゆっくり休むと翌朝には症状が消失するようになってきています。
これはどなたにも生まれながらに持っている回復力(自然治癒力)が旺盛になってきているということです。

いま少し、右膝内側の痛みが階段の下りに感じますが、これも徐々に改善してきてます。

院長コメント

骨のズレが生じるキッカケは、日常生活で不自然な姿勢や無理な姿勢を度々、長時間とることによって起きることが多いのです。

但し、ケガが原因で起こるズレも非常に多いのです。

この方のように、交通事故で生じた骨のズレもよく見受けられます。

案外と多いのは、患者様ご本人も気づいていないうちにズレが生じていることです。
例えば、物心がついていないような幼い頃に高いところから落下したりした時に生じたズレが若い頃には症状を出さないでいても、中年になってくる頃にその子供時代に出来たズレが原因となった症状が発症することもよくあるのです。

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