正座が出来ない「正座をしたいのに、スグに足が辛くなって長時間座ってられない」

患者さま

H.様(22歳/男性)神戸市在住

職業:大学生

症状:正座をすると、スグに脚全体が痛む
朝、起床時に腰痛(寝腰が痛い)

ご来院時の症状・検査

この方はあるお寺の後継ぎの息子さんで、先日高野山で得度式を受けられたそうなのですが、その際に正座をし出したら痛みが脚に強く出てきてしまい、式の最後まで(数十分でしょうか…)座ってられずにいたそうでした。
そして、あまりの辛そうな姿を見かねた周りのお坊さま達に抱えられて、その場を離れたと伺いました。

翌年には一人前のお坊さまになるために、1年間山に上がり修行をされる予定でしたが、これほど正座が痛くてはこのままではいけない!
しかし、ここまで痛がるのは何かがおかしい⁉︎単に普段から正座に慣れていないというレベルの痛がりようではない!どうすれば良いのか⁉︎と心配なされていたおりに、この患者様のお母様がYouTubeで以前に当院が骨盤のズレをチェックする方法として「正座がちゃんと真っ直ぐ座れていないと骨盤がズレている可能性が高いですよ…ひざ頭が左右そろわないなど」をご覧になられて、骨盤を調整すれば良いんだと気づかれて、当院に来院されたようでした。

それまでの生活では全く正座をされてこなかったとのことでしたので、たしかに慣れていないことによるところの脚の痛みは、あるでしょう。
しかし、この方の立っている姿勢を側面から写真で撮影してみたところ、太もも〜ふくらはぎの脚の後面の筋肉が過緊張状態になっている為に力が入りにくくなり、股関節〜外くるぶしを線で結んで見ると脚全体が大きく前傾していたのでした。
なぜこのようなことが起こるのかとういうと、考えられるケースは昔の肉離れや骨折などのケガの痕や手術または火傷の傷痕のために過緊張状態になることがありますが、この方の場合それは当てはまりません。

そうすると残る可能性は、骨盤のズレから始まった脚の過緊張ということになります。

骨盤のズレがあるために、骨の間から出ている神経の流れは滞ってしまって、その神経が支配している血管や筋肉の働きが鈍ったために、血行が悪くなって疲労が徐々に蓄積され筋肉の過緊張が慢性化してしまっていたのでした。
年齢的にまだまだ若くて日常生活であまり脚に負担をかけないで来られたおかげで、今まで症状を感じずに来れたのでしょう。

また毎朝目が覚めた時には腰に違和感や軽い痛みを覚えることが多いそうでした。
これは骨盤のバランスが崩れており首にもズレが出来ている場合の症状なので、全身的な調整が必要なことをしめしているのでした。

主な症状は次の通りです

・正座をするときに脚の痛みが酷く出てくる

・朝、起床時に腰の違和感や軽い痛みを覚える

検査結果

・骨盤がズレて神経の流れが滞っているために、血行も滞って脚の後面の筋肉が過緊張状態になり、正座のような脚を強く折りまげる態勢が辛くなってしまう。

・背骨の土台である骨盤が傾くことで、首にも代償性の傾きが発生しており、そのために就寝時の腰部の緊張が亢進して起床時の症状をが発症している。

経過

1回目:骨盤の調整を行いました。背骨の土台である骨盤のバランスを整えておいてから、順次身体の上の方の背中や首の調整を始めていきます。
土台の部分がキチンと整っていない状態で首や背中を調整しようとしても、それは家の基礎工事が出来上がっていない状態で建物を建て始まるようなものなので、骨盤の調整がとても大事になります。

全身の調整を終えると、神経の流れが改善して血行がよくなり筋肉は緩み始めますので、このタイミングで筋肉の緩和操作を行い更に血行の改善と筋肉の過緊張状態を解消するようにします。

また自宅で、日常生活においての姿勢に気をつけて頂き骨のズレが戻ってこないように注意ポイントを説明させてもらいます。
そして、調整して可動性を取りもどしつつある関節の可動範囲を更に広げて行くために、セルフストレッチを指導致します。

2回目:今回も骨盤から調整していき、全身の調整へと施術をすすめてまいります。
そうしておいてから、次に脚を含めた全身の緩和操作とストレッチで筋肉を更に緩めていきます。

また、前回の調整後の姿勢から再びズレが発生していないかをチェックします。
この方は、自宅でも自己管理をキチンと意識して指導させて頂いたとおりに過ごされていたようで、ズレはあまり戻っていませんでした。
素晴らしいと思います。
どれだけ素晴らしい施術をしても、自己管理が出来ていなければ、いつまでもズレは再発を繰り返して症状は改善できないでしょう。

施術は患者さまと術者の2人3脚の作業ですね!(^^)

3回目:起床時の腰痛や違和感は発症しなくなってきたようです。
骨盤の調整→背中の調整→首の調整とすすめていき、全身の筋肉の緩和操作とストレッチを施し、軽い運動も指導致します。

この段階で、初回のように立位の状態で写真を撮ってみたところ、脚全体の前傾は改善してきておりました。脚の後面の筋肉に柔軟性が戻ってきつつある事を示しています。
いまだ完全にバランスは取れるに至っておりませんが、この様なケースでは劇的な変化改善はまず有り得ません。
定期的な施術と日々の自己管理で徐々にではありますが、着実に必ず改善してきます。

院長コメント

その後この患者さまは徐々に脚の筋肉の過緊張が解消されていき、現在では正坐を毎日のべ1時間半くらいするように習慣づけておられます。

 

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