産前産後の骨盤調整「以前からあった肩こりや腰痛などが、妊娠してから強くなってきて辛かった」

患者さま

N.S様(女性/33歳)東大阪市花園在住

職業:介護職(育休中)

症状:頭痛、肩凝り、腰痛、左太もも後面に引きつった痛みや違和感、右スネ〜足の甲への違和感と長時間歩行時には疼痛

 

ご来院時の症状

もともと毎朝起床時には、腰全体と仙骨左側〜左のお尻に鈍痛や、時には疼痛を感じていたとのこと。

また十代の頃から、肩こりが酷く頭痛薬が手放せず、来院時の検査では右手に軽度のシビレと握力の低下をみとめていました。

右足関節を幾度も捻挫しており、歩行時には右下腿部(スネ)〜右足の甲へ鈍痛や疼痛を呈するようでした。

 

このような日頃から体調が優れない状態があるところへ、この度妊娠されてから更に症状が増大され辛くなってきたとのことでした。

 

主な症状をまとめますと次の通りになります。

・安静時でも長時間同じ体勢でいると鈍痛が著名であり左お尻〜左太もも後面にも症状が放散する。

また、次動く際には腰部全体に疼痛(初期動作痛)がある。

・起床時にも、腰部〜左太もも後面に鈍痛やコワバリがある為に、スグに起きあがれない。

・頚部〜肩甲間部周辺のコリ感と右母指への軽いシビレと握力の低下。

・緊張性頭痛

・右下腿部遠位〜足背部への歩行痛及び違和感。

・胃痛もよく起こるとのことでした。

 

この方のお姉さんが当院の古い患者さまでで、ご紹介されて来院されました。

 

検査結果

症状のデパートみたいに、身体中のあちこちにいろんな症状をお持ちでしたが、突き詰めて行くと骨盤のズレが非常に著明であり全ての症状の根本的な原因である事が分かりました。

それに加えて、右足関節捻挫を繰り返している、いわゆる捻挫グセがあるということ。

また交通事故で首を強く傷めたことも、この度の症状を酷くしている要因ではあります。

・背骨の土台である骨盤のズレが著明な為に、身体全体が歪んでおり頚椎や胸椎にもズレが出来ていました。

・骨の並びに不整列があると、その骨の間から出てくる神経の流れが阻害されてしまいます。

すると、その神経が支配している血管や筋肉の働きは低下するので、血行は滞りがちになり筋肉や他の組織にも疲労が溜まりやすくなって緊張状態が持続します。

この状態が続くと、自律神経のバランスも崩れてきて、まもなく症状は発症してしまいます。

この患者さまの、腰痛や、ふともも後面の症状、また肩コリや手の母指へのシビレ、筋力低下は上記のメカニズムによって発症していると思われます。

緊張性頭痛や胃痛は、それらが高じた結果自律神経失調による症状を発症しているようでした。

右足関節に関しては、捻挫を繰り返したために、足関節(厳密には距腿関節と遠位脛腓関節)に可動性亢進の状態があり、不安定性動揺性がみとめられます。

この為に、身体の防御反応として不安定な関節をなんとか支えようと、足の筋肉は常に頑張って緊張していますが、じきに疲れが溜まってしまい、少し歩いただけでも症状を出すようになっていたのでした。

 

そして、妊娠されてお腹が大きくなってくると腰に負担が大きくかかりますし、ホルモンバランスが変化したりお腹の赤ちゃんにビタミンやミネラル成分を分けてあげることにより筋肉の緊張が強くなったりしますので、症状が増大していることも考えられました。

 

経過

1回目:

骨盤の調整をして背骨の土台部分を整えます。

そうしておいてから、腰背部や頚椎の調整へと進んでいきます。

また同時に、骨の並びが良くなると神経の流れが良くなって血行も良くなるのでこのタイミングを逃さないように緩和操作で組織の緊張を改善していきます。

また、頭痛も頑固な状態であったため、頭蓋骨の調整も施していきます。

更に血行が良くなって症状が早く安定するように、気功三鍼法で全身的に気を巡らせるようにします。

調整した骨のズレが戻らないように、日常生活での姿勢に関して1点だけ注意して頂くポイントを説明指導させてもらいました。

2回目:

前回施術後から、頭痛の頻度は少なくなり、腰痛も軽くなってきたとのことでした。

引き続き、骨盤の調整から始めていき順次上半身へと調整を進めていきます。

それと同時に、緩和操作で身体の緊張を改善していきます。

頭蓋骨や足関節、手関節などの調整も施していきます。

気功三鍼法を施していきます。

3回目:

頭痛はほとんど発症しなくなり、起床時の腰痛に伴って発症していた違和感や鈍痛も緩解しているとのことでした。

骨盤から全身的に調整を進めていき、緩和操作も施していきます。

気功三鍼法も引き続き行います。

4回目:

肩コリはいまだ感じるものの、前回施術以後は頭痛を発症していないとのこと。

起床時の症状もおさまっている。

長時間立位や歩行時には、腰部〜左お尻に鈍痛を呈する。

更に症状の根本的な改善を図る為に、骨盤から全身へと調整をしていきます。

緩和操作と気功三鍼法で、身体の緊張を取り除き、自律神経のバランスを回復しメンタル的にもリラックスしやすいように施術します。

10回目:

肩コリの症状は、大幅に改善されてきている。

起床時にも症状は発症しなくなっている。

右足関節の歩行痛も徐々に改善している。

お腹が目立ってきて腰部への負担が大きくなってきている為に、時々腰痛が再発するものの症状は軽度な状態を維持している。

この状態をさらに改善し維持していく為に、全身的な調整と緩和操作を施しています。

そして、自己管理として妊婦の為にアレンジした体操やストレッチを行なっていただいて、日常生活での姿勢にも気をつけてもらいました。

 

院長コメント

この患者さまは、つい先日元気な男の子を無事出産されました!!

現在は、1週間〜10日に一度の頻度で産後の骨盤調整を行いながら、健康管理的に身体のメンテナンスを行なっておられます。

 

日本では、最近ようやく産後の骨盤調整の認知度が高まってきました。

 

お腹が大きくなることによって腰に負担が大きくかかってくることやホルモンバランスが変化したり、環境や将来への不安や情緒的な問題によるストレスなどで、さまざまな不調をきたしやすいことへの予防やリラックス効果を図ったりします。

また骨盤の状態が良いと、お産が軽いという話もあるようです。

このようなことから、カイロプラクティックの本場であるアメリカでは、産後の骨盤調整だけでなく妊娠中に骨盤の調整を頻繁に行います。

 

日本でも、産後だけでなく妊娠中にも骨盤調整を安全に安心して受けていただけるようになれば良いと個人的には考えます。

 

当院では、出産予定日直前まで調整できるような方法で施術いたしております

(^ν^)

 

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