臀部痛「尻もちをついてから、お尻の痛みがひかなくて困ったけど一度の矯正で痛くなくなった」

患者さま

S.D様(男性/18歳)東大阪市石切在住
職業:高校3年性
症状:尻餅を衝いてから、尾てい骨が痛む

ご来院時の症状

高校三年生のこの患者さまは、お母様が以前から当院で体調管理のために定期的なメンテナンスをされていたことから、ご来院されました。

友達と近くのゲームセンターで遊んだ帰りに、自転車で歩道を走っていた時に友達が投げてよこしたカラーボールをキャッチしようとした際に、周りが見えておらなかったために歩道上に立てているポールに衝突し転倒し尻餅をついたようでした。
まともにアスファルトでおしりを打ち付けた為に痛さも強かったとのこと。

一応病院で、レントゲン撮影を実施してもらい、異常なしとの診断を受けられました。
湿布を貼って数日間、痛みが引くのを待っていたそうです。

次第に当初のような何をしていてもうずくような痛みは無くなってきましたが、歩くときや長時間立っていたり座る際の痛みが出て辛い状態は継続していたために、当院に相談しに来られました。


症状をまとめますと次の通りです
・1週間経っても長時間立位や歩行時など、おしりに力が入るようなときには、おしり全体が痛む。
・座った時にお尻が当たると痛くて、真っすぐ座れない。

検査

このような強く尻餅をついた際には、尾骨という尻尾の名残の骨が骨折することがあります。
ここではレントゲンで骨に異常がないと診断されていましたし、当院でも問診や触診などの検査で骨折の可能性はないと判断しました。
骨盤の関節のズレと、おしりの下の筋肉の緊張が強く出ておりました。
尻餅を衝いた衝撃で骨盤の関節のズレが強く出来てしまったようです。

このようなケースは交通事故でもよく起こり得ることで、強い衝撃が身体に加わると関節のズレが出来てしまいます。
筋肉も瞬間的な衝撃から身体を守るために筋肉は強く緊張しますが、その後も自律神経の交感神経が緊張し続けてしまうことによって筋肉の緊張は持続し続けて症状を更に辛くさせてしまうことになっているのです。

経過

1回目:骨盤の調整をすることで、筋肉の緊張が緩んできました。
骨盤の調整で神経の流れが良くなると血行は良くなって筋肉が柔らかくなりますから、このタイミングで更に緩和操作で筋肉を緩めていきます。
また他の関節や筋肉に緊張が残っていないかチェックしたところ、腰椎、胸椎、股関節などにも可動域の減少がみとめられた為に、各々の関節も調整して緩和操作を施しました。

施術後には、症状はほぼ解消していましたので、驚いてれおられました。
この状態を維持し更に筋肉が緩解するように、自宅でのセルフストレッチを説明して、一応今回の施術を終了しました。

院長コメント

この患者さまは、まだ若いおかげで元々骨のズレがあまり無く、今回出来た骨のズレを調整するだけで順調に症状が改善出来ました。

ただ、現在の若い方は日常生活での姿勢の乱れが、本当に多くみられます。
スマホにテレビゲーム・PCでインターネットなどを長時間すると、多くの場合に姿勢は乱れてきます。
幼いころから塾などで長時間勉強をしていると腰が痛くなる子供さんや、スポーツをしていても普段の姿勢の乱れから出来た骨のズレの為に故障してしまう子供さんが非常に多いのです(+o+)


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