腰痛、肩こり、脚を伸ばして座れない「いつの頃からか背もたれがないと座っていられなかったので、勉強しやすくなって嬉しい」

患者さま

S.K様 (女性/24歳)東大阪市石切在住

職業:看護学校学生

症状:肩こり、腰痛、脚を出して座れないほど身体が硬い

ご来院時の症状

看護学生として今春に国家試験を控えて勉強する時間が増えてきて、次第に肩こりと腰痛を発症するようになってきたとのことで来院されました。

全身的に症状は左半身に強く出ており、主に左肩甲骨内側の背中部分に憂鬱な痛みが酷く、腰痛も左腰部や左のおしりに重苦しい痛みを感じ出してきたようでした。

以前から軽く症状を感じることはあったようなのですが、特に長時間同じ体勢でいると背中や腰が辛くなってくるのでしたが、実習などでは身体を動かすことが多かったために症状はあまり感じずに済んでいたけれど、最近は身体を動かす機会が激減して耐え難い症状になってきたのでした。

また自宅では座敷で床に座って勉強をしていたそうですが、前述のように座っているのが辛かったのが最近は両足を前へ出して座ろうとすると、後ろへひっくり返りそうになるので体育座り(三角すわり!?)で座るか、座椅子を使わないと座れないほど身体が硬くなってきたとのことでした。

年齢的にここまで身体が硬くなるのは、本来この方が持っている回復力が発揮できていない状態にあるからです。

一日の疲労が就寝中に回復して翌朝にはスッキリできていれば、身体はその能力を最大限に発揮でし続けられるはずです。
しかし、その日の疲労が翌朝になっても回復しないままでは、徐々に疲労が蓄積されていき身体も硬くなってきますし、症状も発症してきます。

その原因としては、骨のズレがあるのです!

主な症状は、次の通りです。

・身体の歪みが原因で発症している肩こりによる肩甲骨の内側の痛み。

・骨盤のズレによる腰部の柔軟性が無くなったための、左腰部痛。

・それらのために、身体全体(特に下半身)の筋肉が過緊張状態にある。

検査

背骨の土台である骨盤のズレが右側に著明にみとめられました。

そうすると仙骨など骨盤全体が右側に傾き後屈していきます。
土台部分が傾くので背骨全体も傾きますが、頭部は無意識に平行に保とうとするために腰や背中・首をよじってバランスをとることになります。
まだ身体のアンバランスな状態が軽度なうちは、身体を動かしているときにはさほど気になりませんが、同じ体勢で長時間いると背骨のよじれが強くなってきて辛くなってきます。
アンバランスな状態がさらに進行してくると、自然治癒力が低下して疲労が蓄積されているために身体を動かしてもスグに疲労が上乗せされて、何かのきっかけが引き金になって強い痛みなどが発症してしまいます。

この方も身体全体が右方向に倒れるようなクセがあり、長時間座っていると左半身の筋肉がひきつれるようになってくるようです。
また座敷で長時間座っていると、それだけで身体は丸くなりやすいので、よけいに身体の後面の筋肉が緊張してくるのです。
その為に、腰や肩甲骨周囲・首などの過緊張が常態化していました。

このような状態の時には、骨の並びが良くなることで骨の間から出てくる神経の流れが良くなり、これらの神経が支配している血管の働きが活発になり血行が改善して筋肉の疲労が早く回復します。

これこそが自然治癒力の回復であって、もっとも根本的な体調の改善に必要なことだと言えるのでしょう。

経過

1回目:骨盤から調整を始めていき、背骨の土台である骨盤のバランスを改善することで、その上に乗っている背骨全体のズレを調整していくことが出来ます。
そして全身の骨のズレを調整してから、神経の流れが滞りなくなり血行が改善しだしたところで、ストレッチや筋肉の緩和操作を行うことで更に関節の可動性は広がって、柔軟性を取り戻していきます。

これは例えるなら、家の基礎工事をしっかりすることで、その上に柱を立てることが出来るのと同じでしょう。
大黒柱がしっかり作れたら壁を作り屋根を作ることが出来るように、背骨の歪みが残った状態で筋肉ばかりを緩めても大黒柱が傾いている家に屋根や壁を作るようなもので、またすぐに修理が必要になってきてしまいます。

施術後には、自宅でのセルフストレッチや日常生活での姿勢についての注意ポイントを一つだけ守って頂くようにご説明いたします。
長年かけて生じた骨のズレは調整しだした初めのうちは、どうしても戻りやすいのです。
しかし、これらの説明させて頂いたポイントを意識して生活していただくことで、調整したあとに再びズレが戻ることをかなり防ぐことが出来るようになります。

また根本的な改善のためには、出来るだけ初めの頃は週に2回程度の通院をしていただくことが重要になってきます。
それは、今ある骨のズレは今までの生活習慣の中で出来上がってきたものです。
単に施術でズレているところを調整するだけではなく、なぜそこがズレてしまったのかという原因までハッキリ自覚することが出来れば、今後の自己管理が楽になってきます。

それには、
初回に調整した状態が次回来院されるときまで維持できているかどうかのチェックを検査いたします。

*2回目の来院時に初回の調整した状態が比較的維持できていれば、ただ調整を続けていけば確実にズレは解消されていく事でしょう。
*もし2回目来院時にチェックした際、初回の調整したはずの骨のズレが大幅に戻っていたならば、ズレが生じてくるような生活習慣がその間にあったはずということになります。
《その場合は、患者さまと私たち術者との間で、その間の生活の中で何がズレを再び生じさせたのかという原因を探る振り返りをいたします。そこで、ズレが戻るような心当たりを見つけられれば、2回目から3回目の来院時の間に見つけられた習慣を重点的に気を付けて頂きます。》

*3回目にチェックしてズレの戻りが改善されていれば、今後同様に気を付けて頂くことで確実に体調は改善していく事でしょう。
*もしまだズレが戻ってしまった際には、再び振り返る作業を一緒にさせて頂き、どういった行動や姿勢がズレの原因になっていたのかハッキリさせていきます。
《但し、これらの作業をするためには通院期間が空きすぎてしまうと、振り返りの作業をする際にその間何があったか記憶が曖昧になってしまいます。週に2回の通院頻度であれば、直近2,3日のことであれば比較的記憶も鮮明であって、スムーズに振り返りが出来ます。》

2回目:この患者さまは前回施術後から、上手に身体の使い方に気を付けられていたようで、骨のズレの戻っている様子はほとんど見とめられませんでした。
ご本人も肩こりや腰痛は半減して、非常に調子が良いと喜んでおられました。

前回同様にいまだ残っている全身のズレを調整するために、骨盤から順次背中~首へと調整していき、その後筋肉の緩和操作を行いました。

またこの方の場合は更に血行を早く改善し身体全体の機能を高めていくために、「気功三鍼法」という「刺さない鍼」を使って全身に気を流していきした。
(この患者さまは看護師の国家試験を近く控えておられますし、その後はハードな看護師というお仕事をされる予定がありましたので、出来うる限り早く体調を安定させたいというご希望がおありでした。ただ…気功三鍼法は別料金になりますし、調整だけでもかなりの部分の根本的な改善は見込めたはずです。)

3回目:前回同様に姿勢のチェックをしましたが、再びズレが戻っている様子はなく、自覚症状もほぼ9割解消しているとのことでした。非常に順調な経過でした。

ここで気を付けることは、症状に捉われすぎないということです。
症状が改善してきても、長年かかってできた骨のズレは依然としてまだ残っているものなのです。
この症状を出すほどではないけれども、今回の症状を出すにいたったズレがキッチリ取れきっていないと、状態は安定できずにしばらくすると再び症状はぶり返してしまうことでしょう。

骨盤から背骨全体への調整をして緩和操作を施していきます。
そして、気を流して施術は終了です。

また、セルフストレッチの新しい方法も少しずつ説明させていただき、バリエーションを増やしていきます。

4回目:非常に体調は改善しているようで、自覚症状は全くなくなったとのことでした。
ただ、いまだに座卓に向かって座ろうとするときにその座卓の縁を掴んでいないと、後ろへ倒れそうになるとのことでした。まだ下半身の過緊張状態は残っているのでした。

骨盤、背中、首へと調整していき、全身的な緩和操作と気功を施します。
また、今回は身体の後面だけではなく、身体の前側の緊張も緩和させていくように施術しました。

5回目:徐々に腰が伸びやすくなってきて、両脚の柔軟性も改善しており、座敷でも座りやすくなってきたとのことでした。

施術は、全身の調整と緩和操作、気功三鍼法を行いました。
また、今回も身体の前側を緩めて頭蓋調整も行いました。

状態は確実に改善するとともに安定してきておりますので、今後は通院の頻度を少なくして経過を見ていくようにしていきます。
そして徐々に通院の間隔を空けていき、最終的には月に1度程度の体調管理のためのメンテナンスとして調整されるようにされれば、ベストな体調を維持できると思われます。

院長コメント

初回来院された時には、症状自体はよくありがちな症状でしたが、年齢が若い割に状態が非常にきつかった印象でした。

ただこの方は、体調を改善するモチベーションが高く、目的意識もハッキリされていました。
こちらの説明や指導させていただいた内容を、理解し実行されたおかげで着実に改善することが出来ました。

この調子で国家試験も突破して、輝く将来を掴んでいただきたいと、心からお祈り申し上げます。

頑張ってくださいね!!!(^^)/

 

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